ハートフルなこそは地域の中に存在する家である。
たとえ障害をもち、『ハートフルなこそ』という新しい環境のなかで、新しい仲間と生活することになっても、自分の生まれ育った町や家族、知人・隣人に触れていたいと願うのが自然である。
また、『ハートフルなこそ』は地域の人々が、家で家族とともに生活することができるためにも存在する家である。
そのためには『ハートフルなこそ』という家の中で、地域の中で自然に交流ができることを望むものである。
サービスを提供する私たちは、市民としてまた『ハートフルなこそ』に住む住人としてのふたつの目をもつ必要がある。
ハートフルなこそは一人ひとりを尊重し、健康であたりまえの生活ができる家である。
『ハートフルなこそ』は、一人ひとり出会えた人を大切にすることを基本としたサービスを提供する家である。
人間の幸せは人それぞれ異なるであろうが、それはとてつもなく大それたことではなく、健康でゆっくりとしたあたりまえの生活の中にあり、そして、障害をもちながらも健康で自立したあたりまえの生活ができたなら、心から幸せを実感できる筈。
サービスを提供する私たちは、専門職としてまた人間としてのふたつの目をもつ必要がある。
ハートフルなこそは生涯学習の場であり、社会的に役割を担う家である。
ものすごいスピードで社会は動いている。目的のために結果ばかり重んじ、新しいもの、無駄のないもの、生産性の高いものを優先する社会に私たちは疲れ始めている。
『ハートフルなこそ』は、心を癒すことのできる、それほど大げさではなくとも何となくホッとするそんな家でありたい。
子供たちも、地域の人々も『ハートフルなこそ』の家や住人と触れ合うことから、自然に生きるということの意味を発見できる筈。
また、誰もが健康で安心した生活を望むものであるが、いざという時に無理なくお互いに支援できるための、福祉や介護についての学習の場となる家である。
サービスを提供する私たちは、積極的に地域のために貢献する責任がある。
福祉の充実と向上に貢献するための教育・研究の家である。
福祉はそこにかかわる『人』が重要となる。つまりどのようなサービスが提供できるかは福祉に従事する人間一人ひとりの資質により左右される。
人として、福祉職従事者として、『ハートフルなこそ』の職員として、自己研鑽に励み自己成長できる家である。